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THE FRUSTRATED / GLAY

THE FRUSTRATED

GLAYのデビュー10周年の昨年に発売されたアルバム。本人達もマンネリ化と言われているのを気にしているのか、今回のアルバムはかなり試行錯誤の後が見受けられて、ややハードなアルバムになったと思います。

まず、冒頭の2曲「HIGH COMUNICATIONS」、「THE FRUSTRATED」にその試行錯誤が見受けられました。次の「ALL I WANT」は珍しいTERUのシャウトも聴けるハードロックなナンバー。次の「BEAUTIFUL DREAMER」からは路線が変わりいつものGLAY節が続くんですが、10曲目のHISASHI作の「coyote,colored darkness」。とても格好よいサイバー風の曲で、かなり新鮮味が感じられました。

・・・と、個人的にはマンネリ化を脱出できたアルバム。と感じているんですが、やはりマンネリ化が感じられる。と多くの人が評しているのは、やはりどの曲も「あっ、GLAYの曲だ」とすぐに解ってしまう所なんでしょうかね。それでも終盤の疾走ソング「Runaway Runaway」や、落ち着いたバラード「STREET LIFE」など、いつものGLAY節の曲は良作だし、マンネリ化から脱却しようとしている曲もあった事は良い方向に向かっていると思いますよ。アルバムの質としては中々でした。

 

Most Favorite Song   Runaway Runaway
ここのところGLAYでこういう曲聴いてなかったな~、とCMで少し聴いた時からとても気に入ってました。ひたすら突き抜ける疾走ソング。とてもキャッチーで聴き易いです。

3月のシングル感想

リニューアルのテストを兼ねて、先月のシングルレビューを。
先月は個人的に不作でした。


ネオドラマティック/ROLL / ポルノグラフィティ
こういう両A面シングルはいいですね。個人的には「ROLL」が好きです。彼らのミディアムテンポは本当にいい曲が多いですね。先月の個人的ベストです。


over・・・ / K
結構前からTVで流れてて気になってたんですが、先月リリースされたんですね。
前向きな歌詞を、落ち着いたバラードにのせていて良い感じです。彼の声も好きで、次作以降にも期待しています。


愛のバクダン / B'z
初聴時は「またバラードじゃないのか・・・」と落ち込んでたんですけど、やっぱりこういう曲演らせたら一級品ですね。結構気に入っていきました。


・・・と、月の初め以降は好きなアーティストがリリースせず、気に入った新しいアーティストも出てこず、と退屈な月でした。
今月はシングルはラルク、アルバムはB'zがいきなり4/6にリリースされるので楽しみです。

Morning Glory / Oasis

あちこちのレビューサイトで洋楽の入門に最適、と評されているように、収録されている曲は全てキャッチーを絵に描いたような聴き易い曲ばかり。かと言って決して薄っぺらい曲ではなく、聴けば聴くほど味が出てくる深みを持った曲でもあります。

キャッチーで聴き易く、かつ何度再生しても飽きないような深みを持った曲を作ることは、とても難しい事だと思います。ましてやそういった曲でアルバムを埋め尽くす事は神業に等しいことです。そして、このアルバムはそれが出来ている。だからこそ、洋楽の入門者に勧めやすく、世界中のリスナーから愛され続けているのだと思います。


Most Favorite Song  Wonderwall
ミディアムテンポの落ち着いた曲。僕はこういった感じの曲が好みなので、これをベストトラックに選びましたが、どれが一番好きになるかは本当に様々になると思います。

REAL / L'Arc~en~Ciel

2000年発売のラルクメジャー7thアルバム。今回はデジタルサウンドを随所に散りばめてみたり、と実験的な試みのアルバムに感じられました。そのせいか、このアルバムは評価が二分していて、あまり好みじゃない方も多いようです。

しかし、楽曲の質は相変わらずどれも高いなぁ、と言うのが僕の感想でした。まず、オープニングの2曲がとてもカッコイイ!開幕の「get out from the shell」は、不気味なイントロに始まり、静かなメロを経て、サビで爆発する様はまるで「浸食」を思い起こさせます。続いての「THE NEPENTHES」はゴリゴリのロックナンバー。2曲とも楽曲自体がとても格好よく、アルバムの流れ的にも最高の構成でした。

そして、中盤のシングルメドレーを終えた後、リズム隊大活躍の疾走ロックナンバー「ROUTE666」が連れて行くのは、怒涛のバラード3連発。まるで子守唄のように優しい「TIME SLIP」、hydeの甘い声をこれでもかと詰め込んだ「a silent letter」。そしてこのアルバムのクライマックスにこれ以上ないほど相応しい「ALL YEAR AROUND FALLING LOVE」。まるで空高く飛翔しているかのような余韻を残しつつこのアルバムは幕を閉じます。

Most Favorite Song  TIME SLIP
特に際立って美しいバラード、と言うわけではないんですが、気が付くと何度もリピート再生しています。何とも言えない心地よさで、気が滅入った時に聴くと癒されます。

ラルクの新曲を試聴しました

そろそろUPされてるころかな~と思いここに行ってみると、予想通りありました。さぁ聴いてみるかな~・・・

・・・

うぉぉぉぉぉ~~~っ!!!!

素晴らしい!まさにタイトル通り「新世界」を連想させる、突き抜けるような疾走ソング!まさかここまでキャッチーな曲を出してくるとは・・・とりあえず初聴の印象は◎です。6月発売予定のアルバムは期待大!!

Janne Da Arcニューシングル5月18日リリース!

公式
おぉ!新曲だ~!・・・って喜んだんですけど、ロックマンX8に使われてる「WILD FANG」じゃないんですね・・・かなり好きだったんで是非リリースして欲しかったんですが・・・
さて、新曲ですがどんな感じですかね。やっぱ月光花のファンに離れて欲しくないでしょうから一般受けするポップソングかな?
でもタイトルの「ダイヤモンドヴァージン」ってどういう意味でしょう?タイトルから曲が全く読めない・・・

カップリングのススメ

皆さんはシングルCDを買った時に、ちゃんと2曲目、3曲目の曲も聴いていますか?表題曲だけ聴いて、他の曲は聴かないと言う方が結構多いみたいなので、せっかく買ったのに勿体無い!と言う事で、僕のお勧めのカップリング曲をいくつか紹介したいと思います。

Magnolia / B'z (「BANZAI」2ndbeat)
B'zファンの間では、シングル曲よりも、アルバム曲やカップリング曲の方が名曲が多い!と言う認識が広いんですが、この曲で初めてB'zを買ったって方。一度聴いてみる事をお勧めします。曲は「BANZAI」と同じような、応援ソングでこっちの方がキャッチーで入り易いんじゃないでしょうか。「BANZAI」が気に入らなかったって人は駄盤と決める前にお試しを。

Dear my・・・ / Janne Da Arc(「feel the wind」2ndbeat)
表題曲「feel the wind」と似た感じの爽やかなポップソング。「feel the wind」が気に入ったのなら無条件に気に入ると思います。
また、from Z-HARDとCDに書いていますが、アルバムバージョンとは違いバンドサウンドになっています。アルバム「Z-HARD」を持ってる方はどちらが良いか聴き比べてみるのもいいかと。

THE OTHER SIDE / HYDE(「HELLO」2ndbeat)
まるで「HELLO」と対をなすかのように、こちらはゴリゴリのハードロック。正直、僕は「HELLO」より気に入りました。こっちを表題曲にしても面白かったんじゃないかな?ハードロック好きな方にお勧め。

Tears Macerate Reason / T.M.revolution(「Web of night」2ndbeat)
オーケストラをふんだんに使った、壮大なバラード。こういうアレンジが思いっきりツボの僕にとっては、当然のように表題曲より気に入りました。ただ、TMはバラードよりアップテンポの曲の方が人気あるので、もしかしたらカップリングでよかったのかもしれませんね。

と、ここに挙げた曲でも、まだほんの一部です。カップリングだからと言って手を抜かずに製作しているアーティストは結構多いですよ?シングルは表題曲しか聴かないって方、一度漁ってみてはどうですか?隠れた名曲が見つかるかもしれませんよ。

CD購入~

本日予約していた、YOSHIKIのニューアルバム「ETERNAL MELODY Ⅱ」をやっと購入する事ができました。と言うのも火曜日に取りに行ったんですが、メーカーが出荷枚数を充分に取っていないらしく、入荷が2~3日遅れるとのこと・・・

そんなに売れないと踏んでるんですか(汗

んで、昨日の夜入荷の知らせを頂き、早速、本日店に出掛け購入。家に帰りコンポにセット。まだ一回通して聴いただけなんですけど、ほぼ完全にクラシックのアルバムになってますね。クラシックファンの方が聴いたらどう思うのかは解りませんけど、やっぱ長いインターバルを経てるだけあってかなり良い感じに仕上がってるかと。もう少し聴き込んだら詳しくレビューしようと思います。今のところ、「Without You」、「Anniversary」が特に気に入ってます。

OK COMPUTER / Radiohead

僕が洋楽にハマるきっかけとなったアルバムを紹介したいと思います。

1997年発売のRadioheadの3rdアルバム。近代ロックの世界最高名盤とも呼ばれています。バンドサウンドとコンピュータ音声。この二つをこれ以上無いほどの絶妙のバランスで組み合わせ、その結果とても美しい曲が立ち並ぶ素晴らしいアルバムとなりました。

しかし全てのリスナー、特に最近の邦楽リスナー全てに受け入れられるか?と問われれば、正直微妙かと思います。と言うのも最近の邦楽チャートによく見られる陽気で、解りやすくストレートでキャッチーな明るい曲。それと正反対と言っていいと思います。このアルバムは。歌詞に希望などほとんど載っていません。ただただ、絶望の歌詞に乗せてボーカルは歌い続け、陽気な曲などは一曲もありません。終始スロー~ミディアムテンポで構成されるこのアルバムは聴き手によっては地味で退屈に感じられるかもしれません。

ただ個人的には、絶望の歌詞だから。と言って、励ましが皆無か、と言う事ではないと思うんです。確かに世界は腐っているけど、その中で生きている僕達は素晴らしいじゃないか、と彼らが暗示しているように僕は感じられました。それとこのアルバムに陽気な曲やアップテンポな曲は必要無いんじゃないかと思います。終始スロー~ミディアムテンポの曲の構成だったからこそアルバムを通しての完成度が上がり、このアルバムはとても高い評価を受けたんだと思います。

長く書いてしまいましたが、楽曲の質はとても高いのでBGMとして流し続けるのもいいかもしれませんね。もし一度聴いて気に入らなくても何度かは通して聴いて欲しいアルバムです。そして、絶望に埋もれた希望を見つけてください。


Most Favorite Song  Let Down
ボーカルの声の美しさを最大限まで引き出した芸術的一曲。ラストでサビがさらに壮大になって繰り返される様は圧巻の一言です。

The Ballads~Love & B'z~ / B'z

2002年発売のB'z初のバラードベストアルバム。B'zのバラード大好きな僕にとっては物凄く嬉しいニュースだったんですが、収録曲もまた秀逸!

超名曲「いつかのメリークリスマス」に始まり、アルバム初収録シングル曲の「HOME」、「GOLD」。さらにギリギリchopの2ndbeatの名曲「ONE」までも収録されている超贅沢な構成!。B'zのバラード大好きな僕にはたまらないです。

この他にも、今もライブで歌われている名曲「月光」、ポップで温かみのある「ハピネス」。ファンの間で人気の高い切ないナンバー「もう一度キスしたかった」など、本当にB'zのバラードは素晴らしい!と素直に思えるベストアルバムでした。次のアルバムでは、一曲素晴らしいバラードを入れて欲しいなぁ・・・

Most Favorite Song  ONE
別れの曲ですが、前向きな別れ。きっと、この主人公は立ち直れるでしょう。
「また逢いましょう いつかどこかで・・・」
ありきたりな言葉なんですが、この曲にとても合っています。